「Research」カテゴリーアーカイブ

幕張 JpGU-AGU と石岡・つくば訪問

JpGU(日本地球惑星科学連合大会)と AGU(米国地球物理学連合)共催の大型講演会に参加し,GGOS セッション(口頭プログラムポスタープログラム)にて2件の発表をしました.そのほか,3件の発表の共著者になっています.

また,会期中の5月23日(火)には,この講演会のために来ていただいたアメリカの測地学者4名とともに,国土地理院の石岡測地観測所(写真)とつくば本院を訪問しました.つくばでは半日の小型講演会も開催されました.

初の AGU との共催ということで,アメリカの方々には,無理を言って参加をお願いしました.ご協力に深く感謝しております.受け入れ側の日本のみなさんもおつかれさまでした.

絶対重力計

京都大学・九州大学・極地研究所のみなさんがおいでになり,2017年5月8日から10日まで,絶対重力計 FG5 が一橋大学東本館地下室に設置・運用されました.丸2日に渡る観測も成功しました.動画後半では落体が動く音が10秒ごとに聞こえるはずです.なお,この重力計はこの冬,南極昭和基地でも使われる予定です.

ノルウェー Kartverket 訪問

大坪は,スウェーデンからノルウェーまで「外国」出張でした.2月27日と28日,オスロの Kartverket (日本の国土地理院のような機関)を訪問し,c5++ ソフトウェアのインストールや,宇宙測地に関する情報交換・議論を行ってきました.写真は宿泊先近くの王宮.

Wettzell 測地観測所訪問

一橋大学で重力測定が行われているころ,12月14-15日,大坪はドイツにて Wettzell 測地観測所を訪問しました.3つの VLBI アンテナ,2つの SLR 望遠鏡,さらに DORIS, Ring Laser, GNSS, 重力計など,多数の宇宙測地観測装置が集積されているところです.数多くの専門家のみなさんと議論・情報交換ができました.

地下室にて重力測定

12月13-14日,京都大学・国立極地研究所の方々がいらして,東本館地下の実験室にて絶対重力測定が行われました.あわせて,重力計の仕組みや手順などを教えていただき,ゼミ生はたいへん勉強になりました.